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CRスラブⅡ型とは

CRスラブⅡ型とは  新技術側溝補修製品

本技術は、既設の現場打ち側溝が風化したり、破損した上部のみをカットやハツリにより除去し、そこにプレキャスト製品のCRスラブⅡ型をのせ無収縮モルタルで上下を一体化し側溝をリメイクする技術である。
認定状況
 NETIS登録 CG-120034-A
 鳥取県新技術・新工法活用システム認定 ME240928-46

こんな道路・歩道の補修に最適

静かな住宅街に
狭い道路で車がすれ違うたびに、側溝の上を車輪が通過しガタガタと騒音が発生する。
通学路の安全確保に
道路が狭く側溝の上を歩かざるを得ない危険な通学路。
安心な歩道の整備に
歩車道が分離された道路でも決して安全とは言えない歩道。
解決しようとする課題
現在、街中のいたるところでこのような老朽化した現場打ち側溝が見うけられます。

着工前

完成

CRスラブⅡ型 施工方法

1.既設の現場打ち側溝の上部を製品厚+2㎝位カットとハツリにより除去します。
2.側溝上部を除去しその上にCRスラブⅡ型をセットします。この時あらかじめアジャスターボルトを製品に取り付け、製品下部より2㎝位突出させておきます。
3.水平器を見ながら製品上部よりアジャスターボルトで高さの調整を行ないます。
4.既設側溝と製品の隙間に型枠をセットします。
5.モルタル注入孔より無収縮モルタルを注入します。
6.モルタル注入孔に無収縮モルタルが盛り上がってくれば注入完了です。
7.据付完了。
8.周囲を復旧すれば、新設の側溝と変わりないできばえに。

異形断面での使用例 300-120-180-2000

CRスラブⅡ型 製品の特長

1.アジャスターボルトによる製品の高さ調整。
 製品の四隅にインサートが埋め込んであり、ここにボルトを通し製品上部から微妙な高さの調整が出来る。
 そのため施工の速度が格段に向上した。
 
2.既設の現場打ち側溝の多くは水路幅、側壁厚がまちまちである。それの対応。
 対応できる水路幅は200㎜~500㎜に対応出来る。
 製品は300用、400用、500用の3種類であるが、型枠の機能により側壁厚を100㎜~200㎜の間に設定出来るため、例えば水路幅450㎜、側壁厚片側150㎜反対側200の水路でも水路の中心に開口部を設けることが出来る。
 
3.既設現場打ち側溝とCRスラブⅡ型の一体化。
 既設現場打ち側溝の上部を除去しその上にCRスラブⅡ型を設置したとき、アジャスターボルトが突出しているため2㎝の空隙が出来る。ここに無収縮モルタルを注入するが、気温20℃の時一日で圧縮強度が30N/平方ミリ出るため解放までの期間が短い。
 
4.水路の維持管理。
 既設の現場打ち側溝の補修の方法として、コンクリートで覆い完全に暗渠化してしまう工法や開口部がなくスリットの入ったスラブで補修する工法などがある。
 CRスラブⅡ型は日常の維持管理が容易に行えるようにとの要望に基づき製品2m当たり1.5mの開口部を設け3枚の蓋が掛けられるようにした。蓋は無騒音タイプである。 
お問い合わせは・・・
建材事業部:TEL0859-29-5511(代表)
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